皆さん、健康な毎日を送りたいですよね。
ここでは健康食品に関する様々な疑問にお答えし、健康食品の「これ、正しいの?」を解決いたします。
正しい知識を身につけて、より元気な毎日を送りましょう!
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栄養の偏りや運動不足は、健康食品を摂取すれば解消できる。 ○ or ×?
毎日を健康に過ごすためには、まずは健康3原則と言われる「栄養」「運動」「休養」のバランスを心がけることが大切です。そのうえで不足しがちな栄養素の補給など、健康食品を上手に活用しましょう。
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痛みの症状を治したいので、健康食品を摂取する。 ○ or ×?
健康食品の中には痛みが発生している体の部位の健康をサポートする成分もありますが、医薬品ではないので痛みの症状を軽くしたり、病気を治したりする効果を期待できるものではありません。あくまでも補助的なものとして、健康食品を上手に利用することが大切です。
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太ってきたけど運動は嫌い、ご飯は大好き。だから健康食品で痩せたい。 ○ or ×?
食生活の改善や運動をすることもせず、健康食品だけで楽に痩せることはできません。一時的に体重が減少する効果が強い製品には、下剤や肝機能障害などの健康被害を起こすリスクの高いものもありますので気をつけてください。
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成分が濃縮されている方が効果がある。 ○ or ×?
特定の成分が濃縮されている場合、日常食べている食品よりも効率よく摂取できるメリットはありますが、その分効果が高くなるというわけではありません。成分によっては、過剰摂取により健康被害を受けやすくなるものもありますので注意しましょう。
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飲み始めたらじんましんやだるさが出た。これは好転反応だ。 ○ or ×?
一般的に「好転反応」と呼ばれるような、体調が良くなる過程で不調の症状が出たり、体調がより悪くなったりする現象は、科学的には存在しません。摂取して体調に異変を感じたら、すぐに使用を中止してください。
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健康食品は「食品」なので、たくさん摂取しても健康を害するようなことはない。 ○ or ×?
サプリメントのような健康食品は、パッケージなどに書かれている召し上がり方を守って摂取してください。サプリメントは、少量で欲しい成分を手軽に摂れますが、過剰に摂ると健康被害につながる場合もあります。
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広告に載っていた体験談や友人の口コミが良かったので、安全で効果が期待できる。 ○ or ×?
広告の魅力的なキャッチコピーや体験談、周囲の人の意見は製品の安全性と有効性を保証するものではありません。自分自身で製品に含まれる成分について調べてみるとよいでしょう。例えば、『国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所』の提供している「HFNet」というサイト内にある「素材情報データベース」で成分について調べると、その成分の有効性や安全性などの情報を得ることができます。
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健康食品は医薬品との飲み合わせを気にする必要はない。 ○ or ×?
医薬品は通常の食品との併用によっても期待した効果が得られなかったり、効果が強く出すぎてしまう場合があります。健康食品でも同様ですので、同時に摂取するのは避けてください。特に持病のある方は自己判断での安易な併用は避け、必ず医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
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自分がどんな健康食品を摂取していたかは特に記録する必要はない。 ○ or ×?
医薬品と同様に健康食品についても、どのようなものを、いつ、どれだけ摂取したか、その後どう体調が変化したかを記録しておきましょう。摂取した健康食品が自分に合っているかどうかの判断や、副作用等が出た際に対処するための重要な情報になります。また、医薬品との飲み合わせにより効果が異なる場合もあるため、お薬手帳に記録しておくのも良いです。
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天然・自然由来の健康食品は安全だ。 ○ or ×?
「天然」「自然」だからといって、必ずしもその製品の安全性や有効性を証明するものではありません。また、産地、収穫時期、天候などの条件によって品質が一定しない傾向があります。アレルギーの可能性や品質レベルをよく検討して、摂取するようにしましょう。
正しい知識で、安全に健康食品を活用しながら
健康を維持促進していきましょう!